UAV計測
手軽に広範囲の地形を3D点群化できる用途に適した機体で各種データを作成
国土交通省より「UAVを用いた公共測量マニュアル案」が公表(H28年3月)されて以来、測量業種ではUAVを利用した測量、点群作成は広く普及しております。当社でもJUIDA認定・JUIDA無人航空機操縦士/安全運航管理者、テクノシステム認定・安全操縦スペシャリストの資格を持つパイロットを育成した他、手軽に利用できる小型UAVから広範囲計測にも対応可能な大型UAVまでを揃え、数多くの空撮業務を受注して参りました。
撮影画像から、まずは地形の点群化(オリジナルデータ)を作成し、その後用途に応じてグラウンドデータ、グリットデータ、三角網(メッシュ)データ、オルソ画像、DSMモデル等を作成致します。
構造物点検や立ち入れない場所の調査、災害時の調査などにも対応
災害発生時、とくに河川河岸や崖部の法面崩壊被害の場合、復旧作業のための調査、測量にも立ち入ることが難しく、大変な危険を伴いますが、UAVによる計測であれば安全に計測可能です。
また森林、山地での植生状況調査や橋脚など構造物点検など、立ち入り、接近が難しい作業にも適しています。
現地測量の場合想定作業時間……5~6日(地形による)
10ha程度の現場の場合、従来のトータルステーションを用いた現地測量であれば、地形の起伏や構造物の有無にもよりますが、おおよそ5~6日程度の日数を要します。UAVによる計測であれば、標定点配置、計測を含めても約半日程度で作業終了となり、その後の解析、点群編集にかかる時間を含めても大幅な作業効率のアップとなります。
所有機体・資格・申請
活用事例
- オルソ・DMS作成
- 空撮画像から3D点群作成
- 被災地、急こう配等立ち入れない場所の撮影
- 構造物点検・高所撮影
- イベント空撮・記念撮影など
- UAVからのライブ映像を遠隔モニタリング